この講習は 2019 年以前にリーブスインスティチュートで指導していた技術です。
リーブスでは、カウンセリング技術の指導を以下の通りのニーズに合わせて行っております。
- カウンセリングスキルが必要な人たちのための基幹スキルのトレーニング
- プロとして活動するためのトレーニング
- すでにプロとして活躍されている方のための臨床指導・スーパービジョン
- 電話やメールで行うカウンセリングの技術指導
プロとしてカウンセリングを行うときに最も大事になるのは、自らがカウンセリングを受けた経験だと思います。英国でもカウンセリングや心理療法を学ぶ学生は、トレーニング中の3~5年間にわたって最低週に1回のセッションを受け続けなければなりません。そして自らの経験とプロセスが、カウンセリングのプロセスや現象について知るための重要なレッスンになっています。こうしたカウンセリングは通常大学所属のトレーニング専用カウンセラーが担当し、学びのプロセスの促進を助けたりもします。リーブスでも、カウンセリングの癒しのプロセスを、プロのカウンセラーになるために自ら体験し、学べるようなプログラムをご用意しています。
リーブスでご提供するカウンセリングスキルは、ご自身がカウンセリングを受けながら、セラピストとして内的に成長しつつ、そのカウンセリングで経験したテクニックや現象について学びを深めていく有意義で大変効果的なトレーニングです。ヒーリングなどのセラピストさんで、より効果的なお手伝いを目指して、カウンセリングの基本的技術を身につけておきたい方へもお勧めしております。このトレーニングのキーワードは「エッセンス」です。
エッセンスとは物事の中心にあるその本質のことで、対象となる物事のもっとも真実な側面です。短時間のトレーニングで有益なカウンセリングスキルをマスターしていただくために、エッセンスをキーワードとしたコースをご用意しております。トランスパーソナルを、スピリチュアルと簡単に定義する方もいますが、これは「人間の自分というエッセンスの経験」にフォーカスしているという意味があります。このコースはカール・ロジャースのクライアント中心・人間中心アプローチを基本に、トランスパーソナル心理学のホリスティックなアプローチであるサイコシンサシスのモデルと哲学から、同じくエッセンスにフォーカスした心理療法である、ドラマセラピーやゲシュタルトセラピーなどから相手のエッセンスに向かい合うためのテクニックを取り入れて経験型講習で指導していきます。
理論から計算した対応よりも、心を伴い自らの学びの伴った真摯で誠実な対応ができるようになることを目的としています。そのため、技術的説明では理論のご説明もある程度は必要最小限にし、基本的にテクニックをそのエッセンスから学びしっかりとマスターしていただくための、誰にでもわかりやすいコースになっています。
コミュニケーションスキルだけでなく、相手を受け入れ、相手から引き出すというカウンセリングの目的を達成するための最も難しく、最も重要で、最も基本な姿勢を、エネルギー、オーラ、霊性、肉体、精神の全ての側面で学んでいただきたいと思っています。
コースでは以下の内容を学びます。
- カウンセリングとはなにか
- 見る・ 聞く・ 感じる
- エンパス、相手に共鳴・共振する
- トランスファレンス(感情転移)
- カウンタートランスファレンス(無意識の同調反応)
- プロジェクション(投影)
- 信頼関係とコミュニケーションを促す言葉の技術:リフレクション、パラフレーズ、サマライズ
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